月別: 8月 2018

「緩やかな糖質制限食」は、糖質摂取量の目安が1食あたり40gまで

「緩やかな糖質制限食」は、糖質摂取量の目安が1食あたり40gまでです。一日3食のバランスを考えながら、ご飯を少なく摂ることが大事です。最も良くないのは若年層にありがちな「ラーメン・ライス」や「チャーハン・ラーメン」です。「カツ丼とざるそばセット」のようなものも同様です。つまり、バランスの偏った糖質ばかりの食事はよくないということです。糖質制限の考え方からも栄養素の豊富な幕の内弁当とご飯の量を減らすことを、指導しています。「緩やかな糖質制限食」では、厳密なカロリー制限をせずに、野菜・お魚・お肉といった食品もたくさん摂りましょう。患者数が年々増加の傾向にある糖尿病の予備軍には、「食生活を改めたいけれど、なかなか難しい、特別な運動は必要ないのではないか」と言う方もいるかもしれません。糖尿病予備群の段階ではなんの症状もないので、意識して生活の改善を図ることはめずらしいことです。しかし、糖尿病の境界型になると、からだの中では、すでに変化が起き始めています。特に、血糖値を下げる際に重要な役割をするホルモン、インスリン値に異常が出てくる反応は、糖尿病予備軍の段階から見受けられます。体内時計の乱れには2型糖尿病や肥満を伴う危険性が潜んでいます。普段わたしたちが行っている睡眠・糖代謝・脂質代謝、また体温・血圧など、それらの生理機能には日内リズムというものがあり、「体内時計」によって制御されています。「体内時計」は、生活スタイルから影響を受けています。「体内時計を考えた栄養学」が「時間栄養学」とよばれています。「何をどのくらい食べるか」といった栄養学に伴い、「いつ食べるか」という体内時計の視点を加えて、食事のリズムと機能性がもたらす作用について考える新しい研究分野です。1日の総摂取エネルギーが1600kcalと指示されているひとについては、食品との置き換えの目安が1日20単位になりますが、栄養素が偏らないように選ぶことが大切です。いわゆる「食品交換表」には、外食メニューの代表的なものも掲載されています。目で見てカロリーなどがわかるようになりましょう。なかには薬物療法を行っている患者さんもいると思いますが、食べものを摂るタイミングをしっかり意識しておかないと、低血糖を促すリスクが高まるので注意することです。旬の食べものを積極的に取り入れたメニューや、外食の仕方にもアイデアを取り入れて、充実した食事療法を行ってください。人は歳とともにインスリンによる筋肉への糖の吸収が減少します。そのため、血糖値が上昇しやすくなります。特に食後は、ブドウ糖がいっぺんに体の中に吸収されるため血糖値が上昇します。血糖値上昇を抑える手段として「ベジタブルファースト」があります。食事の際、野菜から先に食べる食事法です。食物繊維が多量に含まれたゴボウやキャベツなどの野菜は、ほかの食品が消化吸収されるのを緩やかにする作用があります。併せて、ご飯や麺類などの炭水化物に含まれる糖質をゆっくり吸収するので、体内におけるブドウ糖の吸収を緩和します。糖尿病は、1型糖尿病・2型糖尿病・その他の糖尿病に大別できます。そのうち、日々の食生活や生活習慣の影響は大きくもっとも多く罹患するのが、「2型糖尿病」です。当初はほとんど自覚症状がなく、たいてい血糖値の高さにも気づきませんが、その状態が継続、悪化してしまうと多くの合併症を引き寄せてしまいます。不適切な食生活は2型糖尿病をまねくきっかけとなるので、食生活を見直さなければ治療へと進めません。体重や血糖を意識して調整し糖尿病性の合併症を予防、そして悪化を防ぐことも食事療法の目的です。食事について、一日3度の摂取量は同量程度が望ましいのですが、たいてい夕食を多く摂ってしまいます。忙がしくて、食事には20分の余裕をもって食べることです。食事に時間をかけることで、血糖値の上昇を抑えたり、過度な食欲を回避できたりするからです。いくら仕事が忙しくても、短時間で食事をと摂るようなことは控えましょう。食物繊維は血糖値を下げる作用を促しますので、海藻類やきのこ類を多く摂るようにしてください。糖質の多い食品(ポテト・コーンなど)は意識しながら摂ってください。一般的に、糖尿病にはつらい食事制限が付きものと大抵の患者さんは捉えます。ですが、糖尿病の患者さんの思いとはうらはらに、食べられない食品はほとんどありません。「食事療法」といっても特別なメニューがあるわけではなく、それぞれに必要な総摂取エネルギーと栄養素を意識することが目的となります。この食事療法の考えは、糖尿病の患者さんへ向けた絶対条件というものではなく、本来健康なひとでも考えないといけないことなのです。年々増加する糖尿病は、上昇した血糖値を下げるインスリンとよばれるホルモンに異常が見られ、血糖値がなかなか下がらなくなる病気です。糖尿病を治療するにあたって、生涯をかけた目標は体重・血圧・血糖・血清脂質の数値を正常な状態に近づけることで、糖尿病合併症(網膜症・腎症・神経障害)や動脈硬化症(心筋梗塞・脳梗塞・足壊疽)を予防し、自由にからだを動かし活発な日常生活はもちろんのこと、人生をたのしみながら送れるようにすることです。さまざまな治療法のうち、適切な食事療法を介して、糖尿病合併症や動脈硬化症の発症・進行を防ぐことが可能となります。多種多様な栄養素を適量摂ることが、バランスのとれた糖尿病の方の食事です。個々に応じたエネルギー量の範囲内で、調和のとれた食事をとるために参考になるのが、「糖尿病食事療法のための食品交換表」です。食品交換表というのは私たちが普段摂取している食品を、それぞれに多く含まれている栄養素をもとにして、6つの食品グループ(6つの表)と調味料に分けて、食品の重量を1単位80kcalとして掲載しています。日常的に食品交換表を利用することで、日々の献立づくりの幅が広がります。PRサイト:糖尿病 食事 宅配

クレアチニンの基準値の算出は病院の検査の数値が正確です

薬物療法と食事療法がCKD治療の要となり、前向きにこれらの管理を行うことでCKDの悪化を抑制できます。そのための食事療法は減塩・蛋白制限がメインとなり、そのうち減塩食は高血圧治療の手間を省き、蛋白制限食は腎機能の抑制効果が認められています。CKDステージ3に対する推奨は、減塩6g/日・蛋白制限 0.6g/kg×体重/日ですが、日本人が平均的に摂る塩分・蛋白の量と比較するとだいたい半分になるために、蛋白制限食は美味しくない、カロリーが取れないなどで、実施困難な方を多く見受けます。食事を元にして得たたんぱく質は、新陳代謝によりエネルギーに変わりますか、少なからず老廃物が形成され血液中に残ります。血液は腎臓中で分解されて、無駄な老廃物は尿を出す際に一緒に排出されます。過度にたんぱく質を摂取すれば、老廃物はそれだけ増えますので、腎臓に与える負荷が増してしまいます。正常な腎機能であるために、無用なたんぱく質は摂らない方が良いのです。しかし、たんぱく質は身体を構成する重要な栄養素でもあり、不足しないように補給する必要があります。腎臓病時の食事療法の大元の趣旨は、腎臓病の進行を遅らせることと、健康体のキープとされます。透析開始前の俗に言う保存期に当たる方なら、食事療法を試みる事で腎不全の進行をスローペースにし、結果的に透析を開始する時期を遅くできます。この他、透析を要する状況となっても、できるだけ健康な状態で透析を行っていく上で、食事療法は大きな意味を持ちます。腎臓病の中でも慢性腎臓病に関しては、腎機能の改善が望めず、体内のカリウムを体の外へ排泄する力がだんだんと落ちていき、体内へのカリウム摂取と体外への排泄の調整が必須条件となり、必要に応じてカリウムの摂取を抑えていくことが不可欠です。濃縮加工した野菜ジュースは、生の野菜や生の果物と違って含まれているカリウムが、間違いなく多量です。そのため、腎機能障害のある患者さんが、野菜ジュースを常時摂取している場合には高カリウム血症に罹患するリスクが高まります。カリウムは水に流出しやすいので野菜・芋類を食材に使う場合、小さくカットし水さらしもしくは茹でこぼしを終えてから調理に進みましょう。茹でた場合に除去できるカリウム量は、食材の品目や調理時の形状・水の量・処理時間によっても異なります。ほうれん草などの葉茎菜類で約45%、いんげん等の未熟豆類で30%近く除外可能です。細かくカットする、茹でこぼしを怠らない、加えて搾る作業を行う事で、カリウムは減らしていけます。近年の問題として、腎機能を悪くする方の増加が挙げられます。背中に二つ存在する腎臓で尿が作られ体内で不要になった老廃物を体外へ排出する役割があり、あるいは電解質のバランスを保ったり、さらに血液が酸性に傾かないようにしたり、血圧をコントロールしたり、赤血球を生成したり、私たちの体内でたいへん重要な機能を成しています。当然ながら、腎臓に関する治療は病院を訪ねてそれに応じた治療を受けることが望ましいですが、日々の食事や生活の習慣を見直すことが不可欠です。肉や魚加えて卵や豆腐は多量のたんぱく質を有しており、食べ過ぎの傾向にある食品なので注意するよう心掛けましょう。甘い食べ物に関しても案外沢山のたんぱく質が含まれているのです。お菓子は小豆や牛乳・卵を活用して作られているので、エネルギー補給のためとは言え食べ過ぎれば、たんぱく質の過剰摂取になります。例を挙げますと、ドーナツ1つ当たりには卵1個と同量くらいのたんぱく質が含有されています。人体に必要な3大栄養素に糖質・たんぱく質・脂質があります。糖質と脂質は体内で燃焼されてしまえば水と二酸化炭素に変わるので、腎臓や肺にいつまでも残留する事はありませんが、たんぱく質の場合分離されれば7~8割は窒素を含んだ老廃物となり排泄する際、腎臓に負担がかかります。ですので、日頃から摂取するたんぱく質の量をセーブするようにしましょう。体内機能を存続するためのたんぱく質の最低摂取量は体重1kg当たり0.6g/日求められ、一日換算で約30g~40gです。1日に何をどれくらい食べたらよいかや、メニューに関するアイデアや、各々に応じた食塩の抑え方などを指導します。低たんぱく食事療法ですと、治療用特殊食品の使用が不可欠ですから、それらの種類にはどんなものがあるのかや、その使い方なども教えます。患者さんが実際にどれくらいのたんぱく質や食塩の摂取量を確かめます。24時間内の大小便を検査し、摂取量を割り出します。1日分の尿への尿素窒素やナトリウムの排泄量を見ることで、どの程度たんぱく質や食塩を摂っているのかを知ることが可能です。現在推奨されているタンパク摂取量は、標準体重あたり1kgにつき0.8g程度になります。もし標準体重が60kgくらいであれば、一日のたんぱく摂取量は、だいたい50gになります。それぞれの食品に含まれる蛋白量を確認したければ食品標準成分表で調べてみるとよいでしょう。このような食事療法については、栄養士の指示で自分なりのアイデアを取り入れることも可能です。仮に開業医さんに食事指導を受け付けてもらえなかったら、腎臓内科を併設した病院を紹介してもらって、その上で、専門的な意見を頂いてもよいかと思います。こちらもどうぞ⇒クレアチニン 基準値